超音波によってコンクリート建造物の内部の傷や表面の傷、および劣化の状況強度を測ります。 建造物の安全性を確認して長期使用が可能かどうかを確認するためにも、壊さず確認できる非破壊検査は、 廃棄物の排出を防ぎ、環境にも優しい方法として多くの現場で役立っています。 新設コンクリート構造物の強度試験にも非破壊試験は有効です。
当社では、国土交通省の発注工事での実績が多数あります!
試験業務イメージ
 
建造物の基礎を設置する深さまで地盤を採掘し、直径30cmの円盤(基礎に見立てた鋼板)を置いて 建物の重量と同等の荷重をかけて沈下量を測定し、地盤反力係数や極限支持力を求めます。 これにより建設後も地盤が安全に建造物を支持できるかどうかを判定できます。

正確な測定値を得るためには、地質についての把握とより現場に近い場所での試験が必要となります。
試験業務イメージ
 
小径コア(直径2㎝程度)によってコンクリートを採取し、圧縮強度に補正係数を乗じて構造物の コンクリート強度を測定する方法です。従来のように直径10㎝のコア採取では過密配筋の箇所では 鉄筋にあたる可能性が高く、多くのリスクを伴いましたが、小径コアを使用することで鉄筋の損傷 を防ぎ、また試験箇所の補修が容易という利点を持ちながら強度測定や劣化調査を実現することが 可能となりました。工期やコスト面でもメリットがあります。
試験業務イメージ
試験業務イメージ
試験業務イメージ
小径コア試供体
小径コア圧縮
 
直進した超音波は異質物や空隙との境界面や内部に含まれている異質物や傷で反射するという性質を活かし、 非破壊によって建造物内部の微細な傷等を発見する方法です。 超音波を発信してから受信するまでの時間で傷の箇所を測定し、エコーの高さでその大きさの程度を測定します。 試験体によって垂直探傷法または斜角探傷法を用います。超音波探傷試験は厚さ測定にも有効です。
試験業務イメージ
試験業務イメージ

 

 

ガードレールの根入れ長 測定